マッドハウス、「ウルヴァリン」「アイアンマン」などマーヴルキャラクターのアニメを制作

 今週、マーヴルとマッドハウスが公式にアナウンスした情報によると、日本のアニメ製作会社マッドハウスが、マーヴルとライセンス契約を結び、今後マーヴルキャラのアニメを制作していく契約が結ばれました。
 まだ具体的な情報は発表されていませんが、親会社インデックスのプレスリリースによると
 “数ある「MARVEL」のキャラクターの中から4キャラクターをピックアップし、マッドハウスがアニメーションを製作、アニメ専門のCSチャンネル「アニマックス」にて2010年春(予定)より放送します。「Iron Man」や「Wolverine」など、人気の高いキャラクターが候補となっており、1キャラクター全12話での展開予定です。”
 とのことです。 [続きを読む...]
2008-08-30 - Mitsuoka - Category: 国内ニュース- - TrackBack: このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加

映画「スーパーマン」次回作は監督・キャスト総換えの可能性

 2006年、19年間という長いブランクを経てスーパーマンはスクリーンに復帰しました。『スーパーマン リターンズ』はスーパーマンのファンであるブライアン・シンガーを20世紀FOXの『X-MEN』シリーズから引き抜き、新人のブランドン・ラウスを主演に起用。批評・興収ともに、まあまあの成績を収めました。何よりもシリーズのブランクから来る停滞ムードを吹き飛ばし、スーパーマンの再起動に成功した功績が認められました。
 『リターンズ』ではシンガー監督が使った予算が予想外に膨れ上がったことや、内容的にファミリー・女性の観客層をいまひとつ掴みきれなかったことなど反省点もありましたが、とりあえずの手ごたえを感じたワーナーブラザースとシンガー監督は、次回作への意欲を明らかにしていました。
 『スーパーマン:ザ・マン・オブ・スティール』というタイトルも発表され、キャストの続投も確約され、予定では来年には公開されているはず、だったのですが……。

 しかしブライアン・シンガー監督はどういうわけか08年から別の企画に次々と着手。現在は、来年頭に全米公開のトム・クルーズ主演の戦争映画「ワルキューレ」を撮影中で、他にもプロデュース作や監督作の企画が数本、控えています。
 水面下では、シンガーとワーナーがギャラや条件面等で揉めたという噂が囁かれ、シンガーが見出したブランドン・ラウスとワンセットで降板するらしい、いや続投するらしい等とネットでは情報が二転三転。それでも今年春ごろまでは、ワーナーとシンガーはそれぞれに「続篇は製作中」と公言してきていました。

 しかし先日、ワーナーブラザース映画グループの社長ジェフ・ロビノフが、Wall Street Journalで「現在、DCコミックスのヒーロー映画の企画を建て直している。『スーパーマン』シリーズからはブライアン・シンガーを外し、再び刷新してまったく新しいシリーズにする。もっとダークなテイストにすることも考えている」と公表しました。 [続きを読む...]

News Headline 2008.8.25

ウワァーン、アメコミ映画のビッグニュースが多すぎです!

・2009年3月公開予定『ウォッチメン』が突然の訴訟で公開中止の危機! 現在も膠着状態

・トム・クルーズ、サム・ライミとタッグで『スリーパー』(DC/ワイルドストーム)の映画化に着手

・マーク・ミラー原作『キック・アス』映画化 キャストにニコラス・ケイジも参加

・『スーパーマン』ブライアン・シンガーを戻さず、新しいシリーズが起動か

この4つは今週記事UPします!


・「トロピック・サンダー」が首位=「ダークナイト」は2位に後退−北米興行収入
『ダークナイト』が米国で興行成績連続首位をやっと譲り渡す。現在『タイタニック』に続くトータル興行収入歴代2位に。[時事通信]



・『ダークナイト』意外な日米格差 日本の興収は全米の3%程度に!?
残念、『ダークナイト』も『ハルク』も合わせて日本でヒーローものは当たらずの法則を守る結果に。(スパイダーマンシリーズは当たってるんで、実は法則でも何でもないんですけどね)。[日刊サイゾー]



・レゴだから許されるコミカルさがウリのアクションゲーム「LEGO Batman:The Video Game」
GC 2008で発表された新作ゲーム。紹介忘れていました!すごく楽しそうです。[4Gamer.net]



・「ダークナイト」のポスター、ジョーカー扮装で盗み図り逮捕
アホな子がいます。[CNN.co.jp]



・The TDK script!
『ダークナイト』のスクリプトが記事下のリンクからPDFでダウンロードできます。[JoBlo.com's Movie Scripts]



・The Spirit 7" Movie Figures
フランク・ミラー映画『スピリット』のフィギュア。[Toy News]



・iPhone用コミックビューア、吹き出しのセリフの多言語対応を実現
[Markezine]

2008-08-25 - Mitsuoka - Category: What's New- - TrackBack: このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加

News Headline 2008.8.18

・ブライアン・シンガー監督、新たなアメコミ作品を映画化

シンガー監督、ひとところにじっとしていられない人ですね。スーパーマン続篇は厳しそう…。

 >>Radical Comics

ラジカル・コミックスは最近アメリカでやたらにできている新興コミック出版社のひとつ。天野義孝「魔笛」(朝日ソノラマ)の英語版なんかも出版しています。[シネマトゥデイ]



・「ポニョ」V4。「ダークナイト」が2位デビュー。「仮面ライダー」が4位
先々週の夏休みの国内興業収入ランキングです。このまま行くと、全米では興業収入歴代1位になるのではと言われる大ヒット作『ダークナイト』ですが、やはり日本での動員はそれには及ばず……という結果。

しかし、全米の方でもロケットスタートで終わらず、公開後の動員の伸び率がいいわけなので、まだわからないのでは。[eiga.com]



・ハリウッド映画がスーパーヒーローだらけの理由
ポッドキャストで聞けます。[ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記]



・Lionsgate Pushing for PG-13 Punisher?
生ぬるい内容に終始してしまった前回の『パニッシャー』映画の失敗の反省から、R指定になった新作『パニッシャー:ウォー・ゾーン』ですが、PG-13におさめた『ダークナイト』の大ヒットを見て羨ましくなったスタジオがやっぱりPG-13指定にしたいと弱気になり、監督のレクシ・レクザンダーも解雇されたとの噂(すでに映画の撮影は終了)。大丈夫でしょうか?しかしまだ何も公式な発表はないそうです。[Latino Review]



・CAMPAIGN FOR 3 HOUR WATCHMEN MOVIE FROM WARNER BROS
『ウォッチメン』は長いタイムラインがあり、細かい設定の多いストーリーです。ザック・スナイダー監督に、スタジオは「公開時間は2時間50分以内に収めるように」とプレッシャーをかけているそう。ファン組織「ミニッツメン」は、映画をカットせず3時間で放映するようスタジオに働きかけようと署名を求めています。



・Presidential Comics(IDW Publishing)
IDWから出版される話題の大統領コミックです。表紙は「デンジャーガール」のJ・スコット・キャンベル。中身は別に候補者たちがスーパーヒーローになるとかいうものでなく、至って普通に候補者の素顔が描かれたもののようです。IDW読者の投票ではオバマが圧倒的に優勢。というかこのマケインはコミック的にはどう見ても悪者…。



・8月16日公開「TOKYO」
ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノという才気溢れる3人の監督たちが東京を舞台にして作り上げた3作のオムニバス映画『TOKYO!』が8月16日からシネマライズ他全国で公開されています。

ミシェル・ゴンドリー(『エターナル・サンシャイン』『ブロック・パーティ』)が監督する『インテリア・デザイン』の原作はアメリカのコミック。 クリス・ウェアの「ジミー・コリガン」など、都会的なオルタナ・コミックの出版で知られるドローン・アンド・クオータリー社から出版された「セシル&ジョーダン・イン・ニューヨーク」(byガブリエル・ベル)です。監督はこのコミックに惚れ込み、ずっと映像化を狙っていたそう。

 >>ガブリエル・ベルのコミックのレビューと情報

 >> 原作コミック(Amazon)※現在予約中、リストにないですがソフトカバー版もあります

  >> 副読本「車通ります(kuruma Tohrimasu)」(Amazon)※現在予約中

D&Q社のコミックの実写化が日本で製作されるとは、めったにない珍事だと思うので紹介しました。

2008-08-18 - Mitsuoka - Category: What's New- - TrackBack: このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加

「ダークナイト」レビュー

 まだ、『ダークナイト』を観ていない、観られなかった人に言いたいことはただひとつだけ。
 今すぐ、パソコンの電源を切り、「ダークナイト」を観に劇場へいくべきです。今すぐに。

 では、行ってらっしゃい!

 …一応補足しておくけれど、「ダークナイト」は万人向けの映画ではない。でも、アメコミヒーロー好きで、コミック原作映画はけっこう観ていて、さらにコミックも読み込んでいるような、このサイトを時々覗いてくれている、そんな人には本当に心から観てほしい。何の先入観もないままのほうがいいかもしれない。

 だからこの先レビューを書いているけれども、まだ観ていない人は、ここでお別れしたいと思います。さようなら。
 よければ、観た後にでも、また来てくださいね。 [続きを読む...]

アメコミゲーム続々登場「モータルコンバット VS. DCユニバース」など予告登場…「マーヴル VS. カプコン」新作の話も

 すっかり取り上げるのが出遅れましたが、7月29日〜8月1日、米国最大のコミックイベント、コミック・コンベンションが開催されました。
 コミック本、マンガ、アニメ、映画、トイやゲーム、グッズ関係などの新作発表やプロモーションがまとめて行なわれるイベントです。今年は過去最大規模の6万人が参加しました。
 
 年々、ゲームプロモも加速しています。今回も日本のメーカー含め、各ゲームメーカーのお披露目が盛り上がりました。 [続きを読む...]

「インクレディブル・ハルク」公開!各キャンペーン情報

 8月1日から公開になった『インクレディブル・ハルク』のキャンペーンとタイアップ商品情報です。 [続きを読む...]
2008-08-05 - Mitsuoka - Category: 国内ニュース- - TrackBack: このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加

日本語版 「ヘルボーイ:プラハの吸血鬼」

ヘルボーイ:プラハの吸血鬼

映画『ヘルボーイ2:ザ・ゴールデン・アーミー』アメリカ公開記念出版!!

アメコミ「ヘルボーイ」シリーズ2年ぶりの長編新作が発売!!  

2006年ジャイブ発売で好成績を収めた6作目『ヘルボーイ:人外魔境』に次ぐ待望の7作目。
世界の破壊者たる己の運命を辿り彷徨うヘルボーイ。世界各地を舞台とした異形からの様々な魔界生物との闘いを描き、ヘルボーイ・サーガ第2章の第2弾作品。

著者のマイク・ミニョーラは現在でも日本の漫画、アニメクリエイターたちに絶大な人気があるコミックアーティスト。
アメコミ界屈指の圧倒的ビジュアルクオリティ溢れる作品。

[仕様]
B5変型判
定価:3,150円(本体3,000円+税)
著者:マイク・ミニョーラ
構成:石川裕人
発売元:ジャイブ株式会社
2008-08-04 - Mitsuoka - Category: 日本語版コミックス- - TrackBack: このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加

「インクレディブル・ハルク」公開!主演来日+ハルクねぶた

 8月1日から、『インクレディブル・ハルク』が公開になりました。
 
 『インクレディブル・ハルク』はマーヴルによる自社製作映画。03年版の『ハルク』から刷新を狙った別シリーズで、テンポのいい演出と、エドワード・ノートン、リヴ・タイラー、ティム・ロス等、豪華キャストが売り。
 ハルクに変身する体質になってしまったブルース(エドワード・ノートン)のTV版『超人ハルク』を意識した逃亡劇、軍人である父親から彼を守ろうとする恋人ベティ(リヴ・タイラー)とのロマンス、そして怪物アボミネーションに変身したエミール・ブロンスキ(ティム・ロス)とのガチンコ対決。さらにマーヴル読者には今後のマーヴルユニバース映画の伏線ストーリーが楽しめます。

 当サイトのレビューはこちら。
 また今回、映画のネタや原作解説などをマイコミジャーナルの映画特集「インクレディブル・ハルク・マニアックス」にて執筆しています!

 さて、映画公開を記念して各イベントが開催されていたので、ちょっと遅くなってしまいましたがレポートします。 [続きを読む...]
2008-08-04 - Mitsuoka - Category: 国内ニュース- - TrackBack: このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加

「インクレディブル・ハルク」 レビュー

インクレディブル・ハルク」 8月1日より公開

新しいハルクはアクション×スリラー×ロマンスのテンコ盛り!
加えてマーヴルファンに嬉しい場面満載


 03年に公開された『ハルク』は、はっきり言って退屈としか言いようがなかった。最先端CGを駆使したハルクのハイジャンプは爽快だが、それ以外は何一つ、面白いところがない。魂が抜かれたみたいに動く俳優たちと、カタルシスの一個もないトロい展開、加えてあのハルクドッグ。
 『アイスストーム』で独自のファンタスティック・フォー論を披露していたアン・リー監督に期待していただけに、裏切られた気分だった。

 だがそんな『ハルク』も、アメリカ公開時にはタイアップが山ほどついて、緑色のお菓子やら飲料やらがどんどん出たし、子どもが両手につけて遊ぶウレタン素材の玩具「ハルク・ハンド」(ハルクの握りコブシ。これで殴ると大げさな破壊音とハルクのうなり声がするギミックつき。今回も売ってます)は記録的な売り上げとなったらしい。そして、興業収入も最終的には全世界で2億ドルに到達していた。
 これで証明できたのは、たとえ映画がつまらなくとも、ハルクは俄然、売れるキャラだということ。1度や2度の失敗でめげてたまるか!とマーヴルが一念発起、自社プロデュースで新たに作り直したのが『インクレディブル・ハルク』である。

 しかし、もう一度、仕切り直しで!と聞いた時は正直、どうかと思った。「ハルク」のベースはかなり単純なストーリーだからだ。
 ガンマ線を浴びて緑の化け物に変身する体質になってしまった科学者のブルース・バナー博士。バナーの恋人ベティの父親であるロス将軍は、バナーを毛嫌いしている上に、軍人としてハルクを迫害するという2重の敵である。厳格な父に阻まれた恋人たちの命運やいかに…、話はこれがだいたい全部だ。
 つまりこのメインエピソードは、アン・リー版『ハルク』で、つまんなかったとはいえ、一応描かれきってしまっているのだ。
 どう作り直したってしょせんは同じ話じゃないの?
 ……と、思っていたら甘かった。今のマーヴルは、もう昔のマーヴルじゃない。
 この問題は、多分『インクレディブル・ハルク』の企画段階から考え抜かれてきたのだろう。
 結果として、今回もやはり同じ話だ。 同じ話だが、でも面白い!
 テンポのいいストーリー運びに、スリリングな演出、目新しい設定。コミック読者のすれたファンもまったく飽きさせないどころか、夢中にさせてしまうパワーがある。

★注意:ここから先は映画のネタバレが多少含まれます。 [続きを読む...]